今回の本棚も前回に引き続き諸田さんの「お鳥見女房」シリーズ。珍しく前作の「狐狸の恋」の次の作品となりました。中々、上手く続かないのですが・・・生と死と裏表か~そんな中でも為すべきことを為したら天にまかせるしかない、愚痴を言ったり嘆いたりすれば良くなるものも悪くなる 印象的ですよ。
巣立ち―お鳥見女房 (新潮文庫)
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久々に諸田玲子さんの「お鳥見女房」シリーズです。いつも前向き思考で綴られる良い話満載!シリーズものですので最初から読むことをお勧めしますが、単発でも十分納得でき楽しめますよ。
狐狸の恋―お鳥見女房 (新潮文庫)
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今までは葉室さんの長編ばかりを読んでいましたが、「山桜記」は短編7作品で構成されています。共通するのは豊臣末期から関ヶ原の戦いを挟み江戸初期まで、そして九州北部のキリシタン大名。この時代にこの場所で生きた女性の生き様・心根が・・・すべて心を打たれる良き作品ばかりです。
山桜記 (文春文庫)
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青春18きっぷの旅のお供に借りた「鎌倉河岸捕物控」シリーズ「古町殺し」 このシリーズを読むのは2作目かな?例のごとく図書館で目に付いたものを借りているので順番にはいかないんですね~ この作品は第5弾のようです。内容もしっかりしていますしこの類としては流石!佐伯泰英ってとこですね。
古町殺し―鎌倉河岸捕物控 (ハルキ文庫―時代小説文庫)
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宮部みゆきさんの世界に舞い戻っています。この世の出来事とは思えないけれど決して無いとは言い切れないそんな出来事って経験したことありませんか?
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久世光彦さんの作品、初めてです。今回も図書館で目に付いたので借りてみたのですが・・・十手を持った御用聞き仕立てで話は進められますが、半次の心の奥底にある母にまつわる暗い想いを解き放つまでが描かれている作品ですかね~ 中々と奥深く難しい・・・流石にスラスラと読み進められなかったですよ。本当はもっとじっくりと取り組まなければいけないのかも…
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久方ぶりに宮部さんの作品です。
この感覚は他の作者さんでは決して味わえない・・・独特の雰囲気を醸し出しています。正に宮部みゆきさんの世界ですね~
ばんば憑き
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「神隠し」だけで検索するとこの題名の作品が何と多いことか・・・翔田寛を付け足して漸くヒット!私にとってこの作家さんと出会ったのは今回が初です。たまたま図書館で目に留まったので借りてみました。頭の切れる煮売り屋の娘「こはる」の痛快推理!面白いじゃん。
神隠し
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出久根さんと言う作家さんの名前は知っていましたが、読むのは今回が初めてです。
おんな飛脚人はNHK金曜時代劇の原作となった作品だそうです。ま~読み易いし大衆受けしそうな内容だな。
世直し大明神―おんな飛脚人
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この作家さんの作品に触れるのは2冊目です。読んでみたいとは思っているのですが、いつもの図書館には置かれていないので・・・先日訪れた別の図書館では何冊か並んでいたので借りてみました。六尺文治捕物控とは言え名推理をはたらかせるのは腕利き名親分の娘とは・・・設定が良いですよ。
晦日の月 六尺文治捕物控
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