連作短編時代小説「着物始末暦」シリーズ第二弾!着物そのものではなく、着物に関わる人の気持ちの方を大切にしたい着物の始末屋「余一」を中心に江戸市井の人々の生き様を・・・一体、誰が主人公なのか?読んでいて飽きのこないシリーズものです。
藍の糸―着物始末暦2 (ハルキ文庫 な 10-2 時代小説文庫) - 中島 要
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中島要さんの「着物始末暦」シリーズ第一弾!着物の染み抜き、洗い染めなど着物に関することならなんでもこなす、無愛想だが腕はピカイチな着物始末屋余一、そして彼を囲む個性豊かな登場人物たちが織り成す江戸の街の人情模様が描かれています。時代小説ですがどの分野に入れたら良いのか・・・
しのぶ梅 着物始末暦 (時代小説文庫) - 中島 要
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かつては拙「本棚」で何度か登場していますが、山本一力さん、久しぶりとなります。
所謂、股旅物!若き駆け出しの渡世人「音次郎」・・・旅を通して成長していく姿をを描いた作品です。裏社会に身を置く渡世人にありがちな暗さが無く、むしろ爽やかささえ感じさせてくれます。15年以上前の作品ですが、テレビ化されたら面白い作品では・・・
草笛の…
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佐藤雅美さんの「町医 北村宗哲」・・・初めの一冊!やっぱり順に読むべきだな~
町医 北村宗哲 町医北村宗哲 (角川文庫) - 佐藤 雅美
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前回に引き続き、江戸の裏社会の攻防戦を軸に様々な人間模様を描く「町医北村宗哲」シリーズ!面白さだけだはない深みも感じ取れる作品ですよ。
口は禍いの門 町医北村宗哲 (角川文庫) - 佐藤 雅美, 宇野 信哉
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かなりご無沙汰してしまった「本棚」・・・新型コロナやら何やらで図書館に行っていなかったので。
今回は佐藤雅美さんの「町医北村宗哲」シリーズ第二弾!何時ものごとく第一弾は未読ですが・・・かつて裏の世界に身を置き、江戸の顔役に通じる町医者の周りで起こる珍事やら難事やら異変やら、面白い展開で描かれています。
やる気のない刺客 町医北村…
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初めて触れた「あさのあつこ」さん。闇医者おゑん秘録帖は異人の血を引いた女闇医者を通して人の生き死に・・・中々と深い一冊!
闇医者おゑん秘録帖-花冷えて (中公文庫) - あさの あつこ
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江戸末期の「ええじゃないか」と「坂本竜馬暗殺」・・・これが本書の書き出し、ただ「ええじゃないか」ではなく「えじゃないか」ですけど。登場人物が複雑で戸惑いますが、幕末の混乱期を上手く表現して描いているんではないでしょうか?
えじゃないか (中公文庫) - 出久根 達郎
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本棚、3連続で鼠シリーズ!第10弾は少しだけ趣が違うような・・・ま、痛快娯楽時代小説には変わりはありませんけどね。これにて既刊の11弾まで読み終えたかたちとなりました。そろそろ最新刊出るんだろうけど。
鼠、嘘つきは役人の始まり - 赤川 次郎, 宇野 信哉
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先日に続き、「鼠」シリーズ第7弾!
暇つぶしに読むのにはうってつけの痛快娯楽時代小説ですね。シリーズ制覇まで残り一冊になりました。
鼠、狸囃子に踊る (角川文庫) - 赤川 次郎
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