「流想十郎蝴蝶剣」シリーズは2冊読んだところで一旦小休止し、藤原 緋沙子さんの「切り絵図屋清七」シリーズに・・・文春ウェブ文庫「ふたり静」
ふたり静 (文春文庫) - 藤原 緋沙子
浪人清七郎が武士を捨て町人となり、絵双紙本屋の紀の字屋主を継ぐことに・・・清七郎を取り巻く悲喜こもごもを描く時代小説の始まり
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前回に引き続き鳥羽亮さんの「流想十郎蝴蝶剣」シリーズ!第二巻は「剣花舞う」
剣花舞う 流想十郎蝴蝶剣 (角川文庫) - 鳥羽 亮, 蓬田 やすひろ
「蝴蝶斬り」とは・・・キラッ、キラッと光る刀身が煌めき蝶の舞を思わせ、蝶のように華麗な体捌き 鳥羽さんならではの表現が「想十郎蝴蝶剣」の神髄かと・・・兎に角、立会場面の描写は抜群です…
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前回「本棚」をアップしたのは2020年12月でしたので概ね2年ぶりとなります。 この間、コロナで外出自粛だったり、いつも利用していた図書館が改装工事で行けなかったりと・・・ま、借りて読む気があれば手立てはあったので本を読む気力に欠けていたのでしょうね~
きっかけは何と何と電子書籍!電子図書館というものが存在することを知って利用して…
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「 江戸菓子舗照月堂」シリーズ第三巻・・・「おめでたい焼き」は売れに売れたが、たい焼きの元祖辰焼きは二番煎じとの悪評が。辰巳屋では「親たい焼き」を照月堂では「子たい焼き」を商うことと相成り無事一件落着かと思いきや・・・
親子たい焼き 江戸菓子舗照月堂 (時代小説文庫) - 篠綾子
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江戸菓子舗照月堂シリーズの第二巻となります。上野の大店菓子舗「氷川屋」に無理難題を 押し付けられた「照月堂」主・・・救いの手が差し出した提案とは「和菓子対決」 さて結果は?
菊のきせ綿 江戸菓子舗照月堂2 (時代小説文庫) - 篠綾子
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今日から新しいシリーズ物を読み始めました。先日まで読んでいたのは「着物の始末屋」でしたが、今回は「菓子舗」が舞台です。菓子職人を目指す京生まれの少女と江戸の小さな菓子舗の物語!始まり始まり・・・
望月のうさぎ―江戸菓子舗照月堂 (時代小説文庫) - 綾子, 篠
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色鮮やかな着物にも、色褪せた着物にも、それぞれに物語がある・・・「人情と愛情」がそして「余一とお糸」が織りなす「 着物始末暦」今年の4月下旬から読み始め、半年かけて漸く最終巻に辿り着きました。暑い季節に読量が一気に落ちちゃいましたので・・・八朔に誕生した二人の愛娘の名は「結布(ゆう)」 余一の「きものの始末屋に大事なのは糸と布だ。おれ…
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中島要さんの「着物始末暦」も第9巻になりました。
西海天女と呼ばれる唐橋花魁が最後に纏う打掛とは・・・前から見れば何の変哲もない白無垢かと思いきや打掛の背中には唐橋自身の花魁道中が描かれ、帯は後ろで結ぶ、花魁道中なのに花嫁行列のごとく。今回の気になるフレーズは「人はきものと違って白に染まる」ですかね。
白に染まる 着物始末暦(九…
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大変長らくの間「本棚」の更新がストップしていました。着物始末暦の7巻目をアップしたのが7月でしたので、ずいぶんと長い間ご無沙汰したってことですね。暑さもあったのですが、老眼が進んだのか???文字を追うのが億劫で・・・
さて、漸く余一とお糸の祝言も無事?に済み熱い新婚生活の始まりかと思えば・・・この二人にはやきもきさせられっぱなしで…
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梅雨時で雨が降り続き、本来ならば本を読む機会が増えるはずなのですが・・・中々と気分が乗らず。漸く「着物始末暦」第七巻を読み終えました。
遂に紆余曲折を経て、余一とお糸が祝言を・・・「母の形見の撫子色の着物に余一の手による糸車の刺繍の施された黒繻子の帯を締めて」
なでしこ日和―着物始末暦〈7〉 (ハルキ文庫) - 要, 中島
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